横浜磯子ライオンズクラブの新会長に就任した 渡辺 光彦さん 金沢区在住 42歳
嘘をつかず、ただ真面目に
○…地域で奉仕活動に取り組む横浜磯子ライオンズクラブ。その新会長に7月、就任した。今年度は、区内障害者地域活動ホームや児童養護施設への支援に加え、大震災被災地への継続的な募金活動や温暖化防止に向けた植林活動など、新たな活動も積極的に検討していくという。「奉仕活動を充実させることで、メンバーのクラブに対する参加意識がより向上すると思います。時代にあった活動を考えていきたい」。そう語る表情からは、この1ヵ月の充実ぶりが感じられる。
○…クラブに入会したのは7年ほど前。メンバーだった取引先の社長から誘われたのがきっかけだった。「その方から『兄弟は年1回会うかどうかだが、メンバーとは月1回会える。親しい仲間を作ってみないか』と言葉をかけていただいたんです。奉仕活動がテーマだったので、すんなりと入会を決められました」と、懐かしそうに振り返る。最初は右も左も分からず、ただ席に座っているだけだったが、気の置けない仲間に囲まれ、しだいに活動の輪の中核を成すようになった。
○…出身は青森県。小さい頃はいたずら好きで、「学校の先生からは落ち着きがないと、よくいわれていました」と苦笑いを見せる。中学卒業後、5年制の国立八戸高専に進学。建築土木について学んだ。20歳のとき、就職を機に上京。区内にある会社の寮で一人暮らしを始めた。その後、社内で今の妻と知り合い、結婚。義父が経営する集合住宅リフォーム会社に転職し36歳の頃、社長に就任した。
○…現在は、金沢区で、妻、3人の子ども、義父母との7人暮らし。仕事優先で趣味らしい趣味はほとんどないそうだが、休みの日には家族を連れて遊園地やプールに出かけるマイホームパパ。好きな言葉は”嘘をつかず、真面目に”。「面白味がないといわれるかもしれませんが、これを一番大事にしています」。愚直な姿勢で、伝統あるクラブの運営に取り組んでいく。
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