毎年恒例の「第37回磯子まつり」が9月29日、区総合庁舎一帯と磯子センター・磯子地域ケアプラザ、土木事務所、磯子アベニューなどを会場に開催される。今年は、産業道路を通行止めにしてのパレードが11年振りに行われる。
磯子まつりは1974年、区制50周年を記念してスタートした。以降、区役所の前を通る産業道路の一部を歩行者天国にして、区役所や磯子センターなどを含めた帯状の広い地域をまつり会場として、パレードなどが実施されてきた。
しかし2002年を最後にパレード、06年からは歩行者天国が行われなくなり、杉田臨海緑地と(株)東芝横浜事業所グラウンドが会場となった07年以外は、区総合庁舎と土木事務所、磯子センターの3会場を使用する形となっている。
その一方、住民などからは、長年続いてきたパレードの復活を望む声が、多数上がっていた。
それを踏まえ、区は昨年のまつりで、産業道路沿いにある歩道「磯子アベニュー」を使ったフリーマーケットを実施。道路を使ったパレード再開を見据えた準備を進めてきた。
16団体が練り歩く
パレードは午前10時40分ごろに、区役所前をスタート。午後1時ごろまでの間に、区内の神輿をはじめ、小学校のマーチングバンドや警察消防車両、横浜ビー・コルセアーズのチアリーダーズなど18グループが、磯子センター前までの産業道路を練り歩く。また、消防団によるデモンストレーションも繰り広げられる。
これに伴い、交通規制も実施される。上り車線は磯子駅前交差点から磯子3丁目までの約700m、下り車線は禅馬交差点から磯子駅前交差点までの約2Kmが、午前10時30分から午後1時30分まで通行できなくなる。また、上り車線の規制区間では、歩道も自転車の走行が規制される。
「磯子の逸品」追加認定も
当日は、ほかにもさまざまなイベントが行われる。
公会堂では午前10時から記念式典が開催され、区栄誉賞の授与や「磯子の逸品」の追加認定品の発表、東芝吹奏楽団の演奏などを実施する。
総合庁舎内や駐車場ではチャリティーバザー、磯子アベニュー周辺では商店街朝市や長野県池田町などによる物産展、磯子センターでは今回追加認定された磯子の逸品を食べられるフェアや梅の種飛ばし大会、ケアプラザでは体力測定などが受けられる健康づくりフェスタ、土木事務所でははしご車などに試乗できる「はたらくくるま大集合」などが行われる。
昨年、区総合庁舎と土木事務所を結んだシャトルバスは今回、磯子センターを含めた3カ所間で運行されるほか、各会場を巡るスタンプラリーも実施される。
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