区内を中心に活動を行っているアマチュア演劇グループ、劇団「横綱チュチュ」(安次嶺里絵子代表)。同劇団では、演劇を通じて東日本大震災の被災地に暮らす住民との交流を図ろうと4月16日、岩手県気仙郡住田町で出張公演を行った。
同劇団は、団員の被災地支援から生まれたつながりで、昨年5月にも陸前高田市や大槌町の保育園で公演を行っている。今回の訪問は、震災以降住田町との交流を続けている劇団関係者の紹介によって実現した。出張公演には団員8人が参加し、現地の農林会館と下有住地区公民館で、現在区内でも巡回公演中の『おにとアンカンぼうず』を上演した。
各会場には、近隣に住む大人から子どもまで合わせて約140人の観客が来場。訪れた人の中には初めて生で演劇を見るという人も多く、役者の迫力ある演技に感極まる姿も見られた。作品を楽しんだ観客は「生のお芝居にとても感動した。来年もまたぜひ来てほしい」と感想を話した。
安次嶺代表は「今年も岩手県で公演ができてうれしかった。住田町の方々にお芝居の面白さを伝えることができたと思う」と話し、演劇を通じての交流を楽しんでいた。
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