リオ五輪・男子20Km競歩で日本人初となる7位入賞を果たした、杉田小・浜中学校出身の松永大介選手(東洋大4年)が8月26日、小林正幸磯子区長を表敬訪問した。翌27日には杉田劇場とプララ杉田で区民に7位入賞を報告。松永選手は「磯子区の皆さまの応援が力になった」と感謝を述べた。
区長への表敬訪問では、松永選手は、浜中学校陸上部の戸崎光顧問、杉田劇場の中村牧館長、プララ杉田専門店会の佐藤祐治会長とともに、リオ五輪日本代表の公式ジャージーを着て区役所を訪れた。磯子区役所の職員から拍手で出迎えられ、小林区長から花束が贈られた。
小林区長は、レース当日に杉田劇場で行われたパブリックビューイングで観戦したことを伝え「先頭集団を歩く姿がスクリーンに映るたびに会場は盛り上がった。手に汗握るレース展開で感動を頂いた。今回の活躍で多くの児童、生徒に夢や希望を与えてくれたと思う。4年後の東京ではメダルを目指して頑張ってほしい」とあいさつした。
松永選手は、「杉田や磯子区、日本中の声援が力になり7位入賞することができた。レース内容には満足していないが、競歩は過去の五輪で入賞すらなかった中、入賞第一号になれたことは誇り。4年後はメダルを取れるように頑張りたい」と話した。
表敬訪問では、松永選手が競歩のルールやレース当日の様子などを説明。1周1Kmの周回コースで行われ、コースが狭かったことや体感温度は日本と変わらなかったことなどの話があった。また、競歩が陸上競技初日に実施されたこともあり、競技終了後の滞在では、女子マラソンの給水を手伝ったエピソードや男子100m決勝を観戦したことなども披露された。
サプライズで登場
松永選手は、27日に杉田劇場とプララ杉田で行われた夏まつりに特別ゲストとして登場。サプライズでの登場に、両会場は大きな拍手が沸き起こった。杉田劇場では凱旋インタビューが行われ、後輩にあたる杉田小学校の児童が歩き方を教わる場面も見られた。松永選手と記念撮影をする児童が列をつくり、会場は盛りあがりをみせた。
夏まつりで区民に直接7位入賞を報告した松永選手は「とても大きな拍手で迎えて頂き、改めて多くの磯子区の方々に応援して頂いたことを感じた。4年後の東京五輪を見すえながら、来年にはロンドンで世界陸上が開催されるので、まずは出場権を獲得し、そこでメダルを取れるように頑張りたい」とさらなる飛躍を誓った。
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