上大岡地区社会福祉協議会(藤井節子会長)は2月7日、ウィリング横浜で地域における災害対策をテーマにした講座を開催した。
これは地域住民へ災害に対する知識を高めてもらうことが目的。当日は上大岡地区にある自治会町内会会員など、約60人が参加した。
講座では配食事業や独居高齢者の訪問事業などを行う同地区社協の活動紹介ほか、港南区社協の職員ら3人が昨年9月に岩手県釜石市を訪問して行ったボランティア活動の様子も報告された。さらに昨年2月に設立された組織「港南区災害ボランティアネットワーク」(災ボラ)が、ボランティアと被災者の要望を結びつける拠点として災害時に設置する「災害ボランティアセンター」の機能について、寸劇を交えて解説した。
参加者には災ボラを初めて知った人もいたが、その存在に「ホッとした」との意見も聞かれた。また、地域での災害対策については「普段から交流がないと、いざという時助け合えない」とし、地域交流を活発化させるべきとの声もあがった。
藤井会長は「地域住民同士で話し合う機会となり、防災への意識づけにもなった」と話した一方、同地区の防災拠点で高台に建つ上大岡小学校について、「高齢者でなくても坂を上って避難するのは大変という意見が多かった」と、避難場所の課題をあげていた。
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