日本共産党 横浜市会議員 みわ智恵美 市政報告 通学路の安全確保に予算を
先月28日、港南区大久保で小学1年生の男の子1人が亡くなり、児童を含め8人が重軽傷を負うという通学途中での痛ましい交通事故がありました。関係者の皆様の心痛を思うと胸が張り裂けそうな思いです。改めてご冥福をお祈りします。
事故が起きたのは幅員の狭い一方通行路でバスの運行もあり、歩行者も多く、日ごろから危険な道路と認識されていました。車の運転手には注意深い走行が求められ、これまでに大きな事故は聞いたことがありませんでした。
今回の事故は、通常の運転ではなかったことが分かってきました。ですが、「不運な事故」で終わらせてはならないと思います。どうにかして最悪の事態を防ぐことはできなかったのだろうかとの思いを拭うことができません。
通学路の総点検を緊急申し入れ
下永谷小学校校門前の横断歩道=写真=は、大雪後に白線が消えたままとなっていましたが、昨秋に塗り直されました。ですが、地域ではまだほかにも消えたままになっている個所が少なくありません。
先日、私は港南区と横浜市に対して「通学路の安全」についての緊急の申し入れを行いました。横浜市は学校や地域任せでなく、自ら通学路の安全対策に取り組む責任があります。
高速道路偏重の予算を改めて
近年の土木事務所関係予算は前年並みで推移していますが、その内訳をみると資材の高騰などの影響が大きく、市民の要望に対応できていません。
先日、港南区役所と区民要望についての懇談会を行いましたが、芹が谷中学校脇の丁字路のカーブミラー、野庭天谷バス停そばの幼稚園入口交差点や南高校バス通り郵便局脇の交差点の信号機設置など、区内各所の通学路安全対策を要望しました。
日本共産党は道路予算について、高速道路を優先・偏重している現状の支出構造を改め、子どもたちも利用する生活道路に関わる事業に比重を移すべきと主張しています。
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