市中央図書館(西区老松町1)では8月14日(日)まで、同館3階で企画展示「横浜の花火師・平山甚太」を開催している。それに合わせた講演会や写真展なども企画され、夏の風物詩で涼を届ける。
「今年は東日本大震災の影響で中止になってしまった花火大会もある。(中央図書館のある)”野毛山で花火を”というのをテーマに、夏の風物詩を楽しんでもらえる企画になれば」と同館調査資料課長の永峯浩子さん。
今展は日本人で初めて、米国特許を取得した横浜の花火師・平山甚太(1840年〜1900年)の魅力を様々な形で紹介している。メーンとなる同館3階ヨコハマコーナーでの展示では、米国への輸出時に使用されていた「平山煙火カタログ」などの資料や、当時の主流であった「昼花火」に実際に使用されたパラシュートなどが展示されている。
絵葉書を販売
同館では今展に合わせて、市内の民間企業とコラボレーションし「平山煙火カタログ」のデザインを生かしたポストカードを製作。全10種類で、特製箱入りのセット販売には復刻版のミニカタログも付いている。同館併設のふれあいショップ野毛山などで7月20日から販売が開始され、初日から売上げは好調のようだ。永峯さんは「個性的なデザインで、見ているだけでも楽しめます」と魅力を語っている。
写真展や講演会も
同館1階展示コーナーでは8月8日(月)まで煙火写真家・伊東洋さん(市内在住)の写真展を同時開催。横浜の夜空を彩る花火写真が並んでいる。
また7月31日(日)には、特許庁の櫻井孝氏を招いた講演会を開催。櫻井氏は今年4月に『明治の特許維新〜外国特許第1号への挑戦!〜』を出版。平山甚太と特許をめぐる講演を行う。時間は午後1時から3時。希望者は同館3階カウンターで直接申込むか、電話(【電話】045・262・7336)、メール(ky-libevent@city.yokohama.jp)で、講演名・氏名・電話番号を伝え申込む。
同企画展に関する問合せは同館調査資料課【電話】045・262・7336まで。
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