本牧で行われていた「かぼちゃまつり」が10月27日に12年ぶりに復活する。かつてはマイカル本牧が主催したが、今回は地元の市民団体が手掛ける。スタンプラリーを中心に行い、「子どもが自分たちの街を好きになるきっかけになれば」と意気込んでいる。
本牧でかぼちゃまつりが始まったのは1989年にマイカル本牧が開業して間もなく。まだ日本でハロウィンイベントが一般的でなかった頃から仮装コンテストや近隣でお菓子が配られるなど盛り上がりを見せていたが、2000年を最後に開催されなくなった。
「地元では秋の一大イベントとして『かぼちゃまつり』の復活を願う声が多かった」と語るのは、今回の実行委員長を務める本牧まちづくり会議の近藤裕之さん。復活へ向けた動きが始まったのは今年6月。本牧地区センターの布川榮子館長が以前在籍した山手西洋館でハロウィンイベントを手掛けてきたことから「本牧でもハロウィンを」と周囲に声を掛け、復活の話が進んだ。
イベント開催にあたっては、仮装コンテストだけでなく「本牧の魅力を再発見し、自分たちが誇れる街にするきっかけに」と、スタンプラリー形式にして街の名所などを巡る形にした。近藤さんは「今年は開催まで日数がなかったので、9カ所のみですが、来年以降は”地元の知られざる名所”などもポイントにいれていきたい」と意気込みを語る。
時間は正午から午後3時。雨天決行、荒天中止。参加資格は仮装をすること(フェイスペイントのみも可・先着1000人)。年齢や性別は問わない。スタンプラリーのポイントは本牧地区センターや山頂公園レストハウス、各ショッピングセンターなど。出発はどこからでも可能で、スタンプを集めてお菓子をもらいながら、ゴールの本牧いずみ公園を目指す。全9ポイント完歩者先着100人にはアメリカ製のオリジナルお守りベルの贈呈も(ほか賞品もあり)。
問い合わせは本牧地区センター【電話】045・622・4501へ。=中面「人物風土記」に関連記事あり
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