本牧地区センター(指定管理者・株式会社清光社)で11月30日まで、使い捨てカイロの寄付を募っている。昨年に続く被災地支援活動だが、これまでに集まったのはわずか数十個。関係者は震災の風化に危機感をつのらせている。
これは本牧在住で、石巻市などを支援するボランティア団体「みどりの会」に所属する北野順子さんの発案で始められたもの。昨年12月に初めて同センターで実施した際には、2カ月で約2000個のカイロが集まり、北野さんの手によって被災地へ届けられた。「室内に氷柱ができるほど寒い」仮設住宅では、カイロは貴重な暖のもと。炊き出しと共に提供されたカイロは厳しい寒さに耐える被災地の人に喜ばれたという。
今年10月、前回の届け先だった渡波地区の仮設住宅に住む高齢者から「またカイロを届けてもらえると嬉しい」という声を耳にした北野さんは、再び実行を決意。11月からポスター掲示等で協力を呼びかけている。
被災地では高齢者の低体温症なども心配されており、今冬も引き続き援助が求められている。しかし募集開始から20日程経っても、集まったカイロは60個ほど。「被災地への関心が薄くなっているよう。支援の輪が多くの方に広がってほしい」と北野さんは話している。問合せは同地区センター【電話】045・622・4501。
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