荻原隆宏氏の議員辞職に伴う西区の市議会議員補欠選挙の投開票が衆議院総選挙と同日の16日に行われ、無所属の新人で自民党推薦の上野盛郎氏(42)が初当選を果たした。
1議席を上野氏のほか、民主党公認の梶尾明氏、無所属で日本維新の会推薦の佐々木信也氏の新人3人が争った今回の補欠選挙。午後8時の投票締切りと同時に衆院選では各地で次々に当選確実の報が出るなか、市議補選の開票情報はなかなか明らかにならなかった。
日付が変わる深夜12時直前に上野氏の当選確実の報が出ると、事務所では集まった支援者から歓声があがり、上野氏と共に万歳三唱で当選を喜んだ。
上野氏は「選挙戦で訴えたように市民一人ひとりの声を聴くことに徹したい。若い世代の政治参加を促し、経営者として養ったビジネス感覚を市政に反映し、中小企業支援に力を注ぎたい」と意気込みを語った。今後は横浜市会で自民党会派に入るとみられる。
投票率、衆院選と差
衆院選と同日の投開票で投票率は昨年の統一地方選挙を15・17ポイント上回る58%だったが、衆院選とはマイナス0・56%の差があった。民主党公認の梶尾氏は議席を守れず、直前に出馬を表明した佐々木氏も及ばなかった。
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