馬車道で週2回、横浜市内の産直野菜を販売する「驛(うまや)テラス」(【携帯電話】090・7210・8594)で3月から毎週金曜日に、りんごジュースやジャム、みそパンなどの長野県の加工食品が並ぶようになった。
販売を手掛けるのは、信州と横浜の交流を活発にしようと昨年4月に発足した「信州横濱倶楽部」のメンバーの一人、佐藤謙一郎さん=写真左下。「生産者の物語を伝えながら、信州の名産を横浜で紹介したい」という想いに店主の仲里一郎さんが共感した。同会には、両地区から農業や建築など様々な業種の企業ら約45社が参加しており、メンバーらの商品を中心に販売している。昨年10月に中区住吉町から信州に夫婦で移住し、同会の代表世話人を務める古澤守さんは「昨年の中区民まつりでは、メンバーたちと長野県産の野菜を販売した。横浜と信州の交流を深めることで双方の街づくりにもつながれば」と意欲的だ。仲里さんは「この場所が、横浜と信州を食でつなぐ交流拠点になれば」と話している。
日本初の農業訓練校横浜で訓練生募集
また9日と16日には、今年7月に長野県松本市に開校する「クラインガルテン藤ヶ原農業職業訓練校」の関係者らが、第1期生募集PRを兼ねて驛テラスを訪れた。信州横濱倶楽部の縁もあり、全国に先駆けた募集説明会が5月24日(土)・25日(日)、中区の平沼記念レストハウスで行われる。
同校は後継者不足が深刻な日本農業において即戦力となる若者の育成、女性の就農、食糧自給率の向上を目的に設立された全国初の民間施設。訓練生はりんごや野菜、LED栽培など5コースから選び、2年間農家での実習を中心に学ぶ。原則45歳以下が対象で、卒業後の就農など条件を満たせば、受講料や寮などの費用が全て無料になる。「将来的には藤沢や相模原での開校も視野にいれている。やる気ある若者にぜひ来てほしい」と同校校長の藤井公貴さん。詳細は【電話】0263・88・7870へ。
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