日本テニス協会らが定めた「テニスの日」である9月23日、日本テニス発祥の地の山手公園(中区山手町230)でレッスン会が行われる。午前10時から午後1時まで。対象は大人と小学生以上の子ども。定員40人で先着順、参加費1千円。
全米オープンで錦織圭選手がアジア人初の準優勝をおさめ、改めて注目が集まるテニス。園内の「横浜山手テニス発祥記念館」では、日本テニスの歴史を解説するとともに、初代館長の鳴海正泰氏が寄贈したラケットなどのコレクション品が展示されている。
山手公園は、明治維新後まもない1870年に、居留外国人のレクリエーションの場として国が整備。芝(ローン)の上で行う近代テニスが英国で始まったのが1874年で、わずか2年後に山手でプレーされた記録が残っている。
記念館によると、テニスは当初、競技というよりも、社交的性格が強かったという。女性はスカート姿の正装で、山なりにボールを打ち合うものだった。77年には英国で「ウィンブルドン」が開催されており、現在のような競技の性格を強めたと説明する。
山手の居留地にはピーク時、英米独仏1370人の外国人が住んでいた。1878年には夫人を中心とした女性のテニスクラブが創設され、それが日本初のテニスクラブとなった。現在のYICT(横浜インターナショナルテニスコミュニティ)に引き継がれている。
23日のレッスン申し込みは同記念館【電話】045・681・8646。
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