中区山下町のNTT東日本神奈川支店の敷地内に、高さ1・2m前後のひまわり約200本が咲いている。近隣の保育園児が散歩で訪れるなど、街中のオアシスとなっている。
これは、NTT東日本神奈川グループが社会貢献活動の一環として取り組んでいる「福島ひまわり里親プロジェクト」によるもの。2011年3月に発生した東日本大震災を受け、福島県の有志が始めた同プロジェクトは、復興のシンボルとしてひまわりの種を育てる「里親」を募集している。その里親のもとで育ったひまわりから採れた種は、福島に送られ観光振興などに役立てられる。
同社の社員が、福島県の造園業者からこのプロジェクトを紹介され、取り組み始めたのが昨年秋。そして今年の春から本格的に参画し、現在はグループの支社など20カ所以上でひまわりを育てている。
同社総務担当の加藤美香さんは「秋に収穫できる種は30kgぐらいになるかもしれません」と期待を示す。また「ひまわりの育成には陽当たりがとても大切。夏はもっと大きく育ちましたよ」と話していた。
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