神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

横浜インポートマート 復興支援で気仙沼と協定 YWPに常設ブース

社会

公開:2016年7月14日

  • X
  • LINE
  • hatena
締結式に参加した齋藤社長(左から3人目)
締結式に参加した齋藤社長(左から3人目)

 みなとみらいの横浜ワールドポーターズ(YWP)を運営する(株)横浜インポートマート(齋藤義孝社長)は7月8日、継続的な復興支援を目的に宮城県気仙沼市と連携協力協定を締結した。まずは7月23日に同施設2階にオープンする「ヨコハマ・ポート・マーケット」に特設ブースを開設し、気仙沼の企業が手がける物品などを販売する。

 横浜インポートマートは、東日本大震災発生の翌年2012年から、「フクシマの子どもたちへの支援募金活動」や「新港さんままつり」など、東北の復興支援を毎年実施してきた。

 5年を節目に同社は、3・11を風化させないようにと今後の支援活動を模索。被災地の自治体などに働きかける中で、気仙沼市が手をあげ今回の連携が実現。同社の社会貢献活動の一環でもある。7月8日には、同社の齋藤社長が気仙沼市役所を訪れ、同市と協定書を交わした。

横浜の名品とともに

 最初の取り組みとして、7月23日に横浜ワールドポーターズ2階にオープンする「ヨコハマ・ポート・マーケット」内に、気仙沼関連の商品を扱うブース「気仙沼PORT」を設置する。

 この新規オープンの売り場は、約130平方メートルの面積に元町や中華街、山手、本牧、関内関外など地域ごとの特産品などを展開し、また横浜で活動するアーティストとの連携商品も販売するなど、新たな横浜ブランドの発見・開発をねらう。

 そこで気仙沼発の商品を販売することで、販路拡大につなげてもらおうというもの。販売する商品の選定にあたっては、地元商品を取り扱う「(株)気仙沼波止場」が担当する。

 10月には、気仙沼市との連携事業として、同市を代表する魚である「さんままつり」の開催も予定する。

港が支援のコンセプト

 今回の連携について横浜インポートマートでは、横浜と気仙沼は互いに港町として、港と港とのつながりで東日本大震災の記憶を風化させず、気仙沼の復興を支援するとしている。

 同社の松本敬三営業部長は「3・11の被災地の多くが港町。今後は『港』を1つのキーワードにして復興支援に取り組んでいきたい」と話している。

 横浜ワールドポーターズは、横浜市や神奈川県などの出資により1995年に設立された商業施設。地域経済の活性化や市民生活の豊かさ実現などを経営の基本方針に掲げている。

中区・西区・南区版のトップニュース最新6

警察犬2頭を表彰

南署

警察犬2頭を表彰

においで犯人を追跡

12月26日

公衆トイレに命名権

横浜市

公衆トイレに命名権

環境向上へ、年40万円から

12月26日

生物の研究で最優秀賞

南区在学植木さん桑原さん

生物の研究で最優秀賞

木原記念こども科学賞で

12月19日

燃やすプラ3割削減

横浜市ごみ処理

燃やすプラ3割削減

10月開始の新分別ルールで

12月19日

入れ替え戦敗れJFLへ

サッカーYSCC

入れ替え戦敗れJFLへ

代表は1年での復帰誓う

12月12日

空家対策に企業と連携

南区

空家対策に企業と連携

西部地区モデルに支援窓口

12月12日

ランドマーク税理士法人

相続税申告9,000件超、相続対策、法人・個人の税務顧問で信頼の実績

https://www.landmark-tax.com/

人生100年時代の消費者トラブル対策 参加無料

先着400名 申し込み不要 当日直接会場(港南公会堂)へお越しください 

https://www.yokohama-consumer.or.jp/study/lecture/detail2207.html

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月28日0:00更新

  • 10月17日0:00更新

  • 7月18日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

中区・西区・南区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年12月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook