神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中区・西区版 公開:2016年10月6日 エリアトップへ

緑化フェアのカウントダウンボード設置を牽引した市緑の協会理事長を務める 吉田 哲夫さん 中区在勤 66歳

公開:2016年10月6日

  • LINE
  • hatena

仕事通じ街の歴史感じる

 ○…2017年3月から始まる「第33回全国都市緑化よこはまフェア」に向け、公益財団法人横浜市緑の協会の理事長として市内9カ所にカウントダウンボードを設置した。「緑化フェアはほとんどの政令指定都市で開催されていたので、歴史のある横浜でぜひ開催したいと思っていた」とイベントへの思いを語る。

 ○…東京都大田区大森の出身。東京農業大学で造園を学びながら、学費のため造園関係のアルバイトに明け暮れた。横浜市役所に就職した際は「母親が横浜生まれだったから、喜んでくれた」と話す。入庁後は横浜公園でのチューリップ植栽、南区の三吉演芸場の建て替えなど横浜を代表する公園・施設の整備・管理運営や緑化推進に関わり、09年から2年間は都筑区長を務めた。建設に関わった山下公園の下水処理場は「あそこに処理場があることはあまり知られてないけれど、ずっと残る仕事だよね」。

 ○…2人の子どもはそれぞれ独立し、現在は鶴見区で妻との2人暮らし。3歳と4歳の孫がいるが、「自分より妻の方によくなついているね」と苦笑い。映画鑑賞が趣味で、仕事帰りにもしばしば。ジャンルは問わず話題作を観るといい、「最近では『後妻業の妻』が面白かったね」と笑った。

 ○…11年から市緑の協会理事長に。「子会社がいくつもあってその社長が何人もいる感じだった」という同協会をまとめるため、分かれていたフロアを1つにし、連携を円滑にするなど組織の改革に尽力。「新しい取り組みを持続した結果が改革になる。これをいかに続けていくかが大事」と持論を語る。今後は市が旭区の米軍接収地跡で開催を目指す花の祭典「国際園芸博覧会」のような、歴史ある地域でのイベントに携わっていきたいと考える。「横浜は開港の地として人の流入を受け入れ、震災、戦災を受けても立ち上がってきた歴史的に重みのある街。そこに魅力を感じる」と穏やかに語った。

中区・西区・南区版の人物風土記最新6

市原 淳さん

絵本作家で地区センターのプレイルームのリニューアルをプロデュースした

市原 淳さん

中区在住 54歳

11月21日

庄子 雄大さん

ドラフトで福岡ソフトバンクホークスから2位指名を受けた中本牧リトルシニア出身の

庄子 雄大さん

神奈川大学4年 22歳

11月14日

川口 ひろ子さん

11月16日に西区の藤棚デパートメントで初監督作の映画を上映する

川口 ひろ子さん

西区西戸部町在住 73歳

11月7日

平林 靖敏さん

11月11日から17日まで中区吉田町のギャラリー・ミロで写真展を開催する

平林 靖敏さん

南区永田山王台在住 84歳

10月31日

吉田 孝古麿(こうこまろ)さん

指揮活動70周年、卒業コンサートを11月16日、県立音楽堂で行う

吉田 孝古麿(こうこまろ)さん

中区野毛町在住 90歳

10月24日

尾形 菜々さん

子どもに空手を指導する傍ら、全日本スポーツマスターズ大会で2連覇した

尾形 菜々さん

中区本牧原在勤 43歳

10月17日

あっとほーむデスク

  • 10月17日0:00更新

  • 7月18日0:00更新

  • 7月4日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook