中区内62の公園愛護会の交流会が11月18日、開港記念会館で行われ約80人が参加、各会の取り組みついて情報交換が行われた。今年で11回目。
活動事例の発表では、今年の市公園愛護会表彰を受賞した簑沢公園愛護会を代表して杉山静子さんがあいさつ。杉山さんは「清掃よりもお茶飲みの時間が長いかもしれません」と笑いを誘いつつも、継続することの大切さを訴えた。
多聞院前・本牧元町・本牧元町南の3公園の愛護会代表を務める須藤伸一さんも登壇。「愛護会の目的は、清掃を通して地域で顔の見える関係を築くことです」と語った。また後継者の育成が課題と指摘した。
会場からは、公園で後を絶たないゴミのポイ捨て対策について質問がとぶなど、各愛護会が抱える課題を共有していた。
区内にある76の公園を管理する中土木事務所は、マナー啓発の看板設置なども進めているが、その一方で看板を増設することに息苦しさを感じる利用者もいるとして、対策に苦慮している現状を説明した。
交流会では、9月から10月まで中土木事務所が募集した49首の「公園川柳」の人気コンテストや、環境創造局による「からすとはとの生態」に関する講演なども実施された。
今年度、中区で市公園愛護会表彰を受賞したのは以下の通り。個人の部/平山正晴・松浦徳治・高山健(敬称略)。団体の部/簑沢公園愛護会。
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