中区本牧を拠点に活動する小中学生のチアリーディングチーム「DOLPHIN STARS(ドルフィンスターズ)」が、3月26日に幕張メッセ(千葉県)で行われた全国大会「USA Nationals2017」で優勝。チーム設立1年目での快挙を達成した。
ドルフィンスターズが出場したのは、中学生以下によるジュニア編成の、基礎部門となる「LEVEL1」。2分30秒の制限時間で、自由演技を行う。
同部門には全国の地区大会を突破した11チームが参加。ドルフィンスターズも神奈川大会で優勝し、県代表として大会に臨んだ。
出場したメンバーは市内の12人。中学生以下部門だが、中学生は2人のみ。小学1年生から中学1年生までと、学年もバラバラなのが特徴だ。
大会では「スパイス・ガールズ」の楽曲に合わせ、制限時間の中で高難易度の技にも挑戦。学年がバラバラでメンバーの背丈も違う中、見事にシンクロする動きを披露。審査員からも「ダンスが力強い」との講評があった。
チームキャプテンの上嶋梨裟さん(小学6年)は中区在住。幼稚園の頃からチアを続けてきた。得意技は組体操のように複数人でポーズを決める「スタンツ」。「4月からチームとして頑張ってきた。他の大会にも出ていたので本番でも緊張しなかった」と喜んだ。副キャプテンの峯岸佳里奈さん(小学6年)は「1位でチーム名が呼ばれた時はうれしかった」と笑顔を見せる。
年度が替わり新チームでの練習も始動。上嶋さんは「もっと上のレベルに進んで、今回はもらえなかった世界大会の推薦が取れるようにしたい」と意気込んだ。
チーム代表で、演技構成や指導を行った長谷裕子さんは「上位に行ける自信はあった。小学1年の子もいる中で、レベルの高いことができた」と振り返った。
「子どもたちの意識変わった」
長谷さんは2007年にチアリーディングスクールを開始。14年に(一社)横浜ベイスポーツクラブを設立し、昨年4月に競技チアを本格的に行う同チームを立ち上げた。
「チームができてから、子どもたちのチアに対するモチベーションや意識が目に見えて変わった。今大会も、上位に行きたいという気持ちが強く感じられた」と長谷さん。「礼儀やマナーもチアリーディングには大切なので、徐々に学んでくれれば」と話した。
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