野毛山動物園近くにあったいわゆるゴミ屋敷を地域活動の拠点にしようと、4月6日、その予定地で内覧会が行われた。
場所は西区西戸部町1丁目にある築17年の3階建ての木造住宅。当日は、都市計画の専門家から建築を研究する横浜国大の大学院生、西区役所の職員、地元の町内会長ら30人近くが参加した。
この取り組みを手がけるのは、国際協力機構(JICA)の一員として地域づくりに取り組んできた奥井利幸さん(55)。奥井さんは青年海外協力隊を経て、1996年から2016年までJICAの専門家としてタイやミャンマーなどアジア太平洋地域でコミュニティ開発プロジェクトに従事し、昨年7月に帰国した。
その後、居住した西区西戸部町の町内に競売に出ていた住宅を知り、同物件をだれもが集うことができるコミュニティスペースにしようと昨年10月に購入。奥井さんは、「住む人『誰もが』幸せを感じる地域づくり」を掲げ、コミュニティ活動を行う任意団体「野毛坂グローカル」を立ち上げるとともに、この場所を「野毛山ハウス横浜・桜木町」と名付けた。
たまっていたゴミの片付けにめどが付き、また改装の設計がまとまったとして、今回、内覧会開催の運びとなった。
シェアオフィスも計画
野毛山ハウスは延べ面積約100平方メートル。1階は8畳2部屋をコミュニティスペースに、2階(6畳2部屋)と3階(6畳1部屋)はシェアオフィスまたは外国人のホームステイスペースとして活用する。
奥井さんは、コミュニティスペースのペンキ塗りなどのボランティアをはじめ、今後の企画協力者を募集している。問合せは【メール】info@nogezaka-glocal.comへ。
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