農薬を使用して育てるのが一般的といわれている観賞用のバラ。元町の百段公園で地域住民らが無農薬のバラ栽培に挑戦している。
公園愛護会のメンバーが主体となりサカタのタネの支援・協力を得て2016年12月に5株を植栽。翌年12月に25株を追加し現在は30株に。品種はアイスバーグやローズウララ、新雪など、無農薬のため耐病性の強い品種を選んでいる。
愛護会メンバーの岡田實さん(79)は「元町をはじめ山手はバラの似合うまち」と話し、緑のまちづくりの一環と趣旨を説明する。
山手の洋館などのバラを監修する横浜ばら会の石川彌之助理事長(81)が顧問となり栽培方法を指導。メンバーは、週2回は公園を訪れ害虫を捕殺するなど念入りに手入れする。また、この取り組みを支援する東京都市大学環境学部の田中章教授は、自身のこれまでの研究からバラ栽培に重要なのは「水と日当たりと風通し」と指摘。過度な農薬散布に警鐘を鳴らす。
公園愛護会の竹内勲会長(74)は「しっかりとバラを咲かせて来園者を増やしたい。無農薬バラを他の公園にも広げていけたら」と期待する。
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