中区地域子育て支援拠点「のんびりんこ」が、JR関内駅前のセルテから横浜公園近くのテナントビルに移転することがこのほど決まった。移転時期は7月上旬を予定している。施設長の安田みゆきさんは「親子で過ごしやすい、ワクワクする空間にしたい」と話している。
のんびりんこの移転先は、横浜公園近くのテナントビル「belle横浜」=中区住吉町1の21の1=の3階。1988年に建てられた鉄骨鉄筋コンクリート造の地上9階建てのビル。
3階のフロア全体を使用し、広さは、現在の284平方メートルより20平方メートルほど狭い260平方メートル(トイレやエレベーターなどの面積を除く)となっている。窓からは横浜公園の緑地が見え、オフィス街でありながらも、自然を感じることができる環境になるという。
中区こども家庭支援課では、今回の移転について、現在の施設は不特定多数が利用する商業ビルの9階にあるため、親子が利用する施設として避難などの問題を検討した結果、低層階(3階)を活用できる建物が望ましいとして、移転を決めたと説明。移転先については、利用の継続性や区役所との連携などを考慮して場所を選定した。
この地域子育て支援拠点は、未就学前の子どもを地域で見守る仕組みとして港北区で市民発意により始まった事業。市の事業化は2005年度から。現在は全18区に整備されており、中区の拠点は06年11月にオープンした。委託契約として民間事業者が運営しており、中区では11年4月から公益財団法人横浜YMCAが運営している(4月から2期目)。
保護者が登録すれば無料で利用可能(午前10時〜午後4時、日・月曜日休館)。中区在住以外も対象で、現在、利用者の約6割が中区在住、4割は南区など他区から訪れている。
同課では「現在ご利用の方も、移転後もぜひ利用してほしい」と呼びかけている。施設長の安田さんは「初めての子育てで不安や悩みを持つお母さん方にもぜひ足を運んでほしい。より一層、地域とのつながりづくりをお手伝いできる場所になれば」と期待を示した。
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