繁殖や糞尿など飼い主のいない猫の問題に地域で取り組む「地域猫活動」に理解を深めてもらおうと12月13日、本牧大鳥自治会館で専門家や区役所職員による説明会が行われ、地域住民ら23人が参加した。
地域猫活動は、不妊去勢手術による繁殖制限、給餌、糞尿処理などを地域で担い、飼い主のいない猫を適正に管理し増やさないことを目的とする。講師を務めたNPO法人「KAVA神奈川動物ボランティア連絡会」代表の矢吹紀子さん=中区本牧荒井=は、「引っ越しとともに飼い猫を残してしまう方がいる」と指摘し、これまでも行政と協力し不妊去勢手術を行ってきたと話した。そのうえで、飼い主のいない猫の管理は「地域の方々の理解、協力があってこそ。この活動を地域で見守ってほしい」と訴えていた。
参加した中福祉保健センターの職員は「行政の補助金などを活用した不妊去勢手術の取組と、飼い猫の遺棄防止を進めていきたい」を説明していた。市は猫の不妊去勢手術費用の一部(1頭につき上限5千円)を補助している。
参加者からは「飼い猫との見分けがつかない」など質問が寄せられ、矢吹さんは「それが大きな問題。確認しながら進めるしかない」と課題も語っていた。
同自治会の松浦徳治会長は「地域猫活動を初めて知りました。協力していきたいと思う」と話していた。
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