弘明寺観音で2月3日、「節分法会(ほうえ)」が行われ、境内の豆まきが8年ぶりに再開される。
弘明寺では戦前から節分に合わせて豆まきを行っていた。毎年、約1千人が境内に集まる名物行事だったが、福豆を取ろうとする人が押し合うなどして危険な状態になることがあり、豆まきは2007年を最後に中止されていた。
復活を求める声に応えようと、寺側と弘明寺商店街が話し合い、参拝者の安全確保を徹底することで再開を決定。両者が主催し、豆まきと同時に商店街中央の観音橋で東日本大震災の被災地物産展を開き、東北の復興を支援しながら、寺周辺を盛り上げる。
豆まきは午後3時から。参加できるのは先着500人で、午後0時30分から境内で整理券が配布される。鬼と天狗の行列は午後1時から。
物産展には被災地支援活動を行う2つのNPO法人が参加。購入者には、弘明寺観音の福豆や石巻産の海産物がプレゼントされる(数量限定)。開催は午後1時から5時。
弘明寺観音の美松寛昭住職は「伝統行事を子どもたちにも伝えられるようにしたい」と話す。
物産展の問い合わせは同商店街【電話】045・741・4959。
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