4月3日告示、12日投開票の横浜市会議員選挙へ向けて、南区から立候補を予定する顔ぶれが出そろってきた。本紙の調べでは定数5に対し、現職5人全員と新人1人の合計6人が名乗りを上げている。(2月23日起稿)
5議席を争う市議選。現職は前回の得票数順に自民党の渋谷健氏(56、2期)、公明党の仁田昌寿氏(58、5期)、自民党の遊佐大輔氏(33、1期)、共産党の荒木由美子氏(55、4期)、維新の党の木下義裕氏(37、1期)の5人全員が立候補の準備を進めている。前回、現職が次点で議席を失った民主党は新人で元横浜市職員の伊藤純一氏(42)を擁立する。
渋谷氏は「横浜マラソン」のフルマラソン化を以前から訴えるなど、スポーツ振興に力を入れてきた。子育て、福祉、医療の支援体制充実などを訴える。
仁田氏は現在、副議長を務める。小児医療費助成の対象年齢拡大などに取り組んだ。高齢者の地域での生活を支援する地域包括ケアシステムの構築を主張する。
遊佐氏は崖地対策を進め、横浜独自のルール作りなどに取り組んだ。経済活性化策を通し、国との連携を強め、横浜が主役となる政治の必要性を訴える。
荒木氏は消防団員としても活動し、防災対策の重要性を訴えてきた。中学校給食の実施を求めるほか、市が検討しているカジノ誘致に反対の姿勢を示す。
木下氏は前回、みんなの党から出馬。結いの党を経て維新入りした。健康寿命延伸の推進や中学校給食の早期実現、英語教育の充実などを主張する。
伊藤氏は昨年5月まで、23年間横浜市役所に勤務。南区役所にも18年間在籍していた。災害に強い地域づくりや雇用の安定と労働条件の確保などを訴える。
現在の顔ぶれが出馬した場合、2003年の選挙以来、12年ぶりの現職全員立候補となる。
南区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|