永田山王台の「山王台幼稚園」(川井英憲理事長)を3月19日、タイの学術プロジェクトチームが視察に訪れ、日本の教育と文化に触れた。
プロジェクトチームは、国から特命を受けた大学の研究者グループ。日本の乳幼児教育を視察して今後の研究に活かそうと約30人が来日した。
見学会では、同園の田野岡由紀子園長が区内唯一の認定こども園である施設の機能や教育方針などを説明。その後、同園で取り入れる茶道教育を視察団が体験する場面では、園児が丁寧に日本茶を持って「おもてなし」する姿も見られた。
女性参加者のニン・ラ・パーさんは「安全のための建物配置や災害時の避難訓練など、さまざまなシステムと文化を学ぶことができた。タイでも取り入れることができたら」と語った。
田野岡園長は「(認定こども園の)新制度が始まる4月を前に、日本の教育保育を間近で見てもらえたのはとても良いことだと思う」と感想を述べた。
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