2017年5月4日から7日までパシフィコ横浜で開催される第50回アジア開発銀行(ADB)年次総会のロゴマークとテーマが5月5日、今年の総会が開かれていたドイツ・フランクフルトで発表された。
ADBは、アジア・太平洋の経済成長を助け、開発途上加盟国の発展に貢献することを目的にした国際開発金融機関。1966年に発足し、67カ国・地域が加盟。過去に東京、大阪、福岡、京都で年次総会が開かれており、横浜は初めて。
ロゴマークは横浜の街並みをシンプルな図形で表し、日本らしさと融合させたもの。背景にはバラの花や船など、横浜の象徴的なアイコンを散りばめた。日本語のテーマは「ともにひらく、アジアの未来」で「ひらく」には「拓く」「啓く」「開く」の3つの意味が込められているという。
若手デザイナー考案
市から依頼を受けてロゴマークをデザインしたのは中区在住のデザイナー・小山飛鳥さん(34)。小山さんは県立清水ヶ丘高校(現・横浜清陵総合高校)卒業で南区にもゆかりがある。ロゴマークは「カモメやベイブリッジなど、横浜を感じられるものをアイコンに使った」という。日本と分かるように、霞雲をイメージした図形も入れた。小山さんはこれまでに昨年販売された「よこはまプレミアム商品券」のデザインなどを行っている。
林文子市長は「日本らしさと横浜を世界にアピールするデザイン」と小山さんの作品を評価している。
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