バスを使った移動で商店街やまちににぎわいをもたらす方法を考える「全国バスマップサミットin横浜」が2月18日、19日に横浜にぎわい座や吉野町市民プラザなどで行われた。
「サミット」は公共交通の将来について語り合おうと市民団体が始めたもの。全国を巡る形で年1回開かれ、14回目にして神奈川県内では初めて行われた。今回は、関内・関外地区活性化協議会のメンバーが中心になって運営を進めた。
18日ににぎわい座であったシンポジウムには前副市長で横浜高速鉄道の鈴木伸哉社長やお三の宮通りまちづくり委員会の岩本欣也さんらが参加。参加者からは「バス停で待っている時に情報を得られるような仕組みがもっとほしい」などの意見が出た。
19日は吉野町市民プラザで分科会があり、親子のバス利用促進法が議論された。その中では「まず、商店街や店舗が自分のまちにどんなバス路線が通っているか把握することが必要」との意見が出た。
同サミット実行委員会の中村利恵委員長は「ベビーカーでも利用しやすいバスのあり方など、事業者と一緒に議論できる場を作りたい」とサミットの議論を今後につなげたいとした。
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