曹洞宗大本山總持寺は、震災犠牲者1周忌となる3月11日(日)午前11時30分から、東日本大震災被災物故者一周忌追善法要と被災地復興祈願法要を行う。
總持寺ではこれまでも四十九日や百か日などの節目に加え、毎朝の勤めとして法要を行ってきたが、今回が最大規模となる。
当日は、物故者法要のあと、和太鼓や有志約108人による鼓、花芸などが奉納される復興祈願法要がある。仏教音楽である声明を披露する同寺の前川睦生老師は、「日本の伝統芸術には力がある。復興につながれば」と話す。
また、世界を舞台に活躍する大倉流大鼓方・大倉正之助氏など重要無形文化財総合認定保持者らが、能楽「石橋」より獅子の舞 金剛流狻猊之式を上演。さらに、午後1時30分から、宗教学者の山折哲雄氏による特別講演も実施。震災が発生した午後2時46分には、大梵鐘が鳴る。入場無料。(問)大本山總持寺総受付【電話】045・581・6021へ。
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