幕末の1862年(文久2年)、薩摩藩士が行列に乱入した英国人を殺傷した生麦事件。当時の生麦村(現在のキリンビール横浜工場付近)で起こった事件は、発生からまもなく150年となる。
後に薩英戦争を引き起こし明治維新へと、日本が近代化を遂げるきっかけとなった事件が節目を迎え、市内では事件を題材とした企画展が開催されている。
横浜市歴史博物館=都筑区=は、9月23日までの日程で企画展「生麦事件と横浜の村々」を開催。同事件を焦点に、開港後の横浜周辺や国内情勢を記録資料をもとに紹介する。企画展一般300円。開館午前9時〜午後5時。月曜休館。(問)【電話】045・912・7777
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横浜開港資料館=中区=は10月21日まで、企画展示「生麦事件 激震、幕末日本」を実施。事件で亡くなったリチャードソンの手紙など、英国で発見された遺品資料が初公開され話題を呼んでいる。
入館一般200円。開館午前9時半〜午後5時。月曜休館。(問)【電話】045・201・2100
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鶴見区役所でも、生麦の私設資料館「生麦事件参考館」の協力でパネル展を企画。きょうから22日まで(土日除く)。同館所蔵の貴重な資料が展示される。時間は開庁時間。入場無料。期間中ガイドあり(21日午後除く)。(問)【電話】045・510・1678
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