馬場町自治会(友野誠二会長)や周辺に位置する小中高5校の合唱部などが出演する馬場ミュージックフェスティバルが1月26日、鶴見公会堂で開かれた。
イベントは、同自治会が発足25年を迎えた2004年から企画。音楽を通して、青少年健全育成や地域交流を育むことを目的とし、今年で10回目となった。第1回は町内にある上寺尾小と市立東高、近隣の寺尾中の3校でスタート。年々範囲を広げ、旭小、寺尾小を加え、現在は地元のコーラスグループ「ミュー馬場コーラス」も参加している。単一自治会が小中高と連携して行うものとしては規模も大きく、市内でも珍しい取り組みだという。
当日は各校の合唱クラブや金管クラブ、吹奏楽部、チアダンス部などから約250人が出演。体調不良のため山崎幹夫区長が欠席となったが、区長率いるグループも10回記念ゲストとして登場した。出演者は、日ごろの練習の成果を発揮し、個性あるパフォーマンスで会場をわかせていた。
絆づくりにも一役
東日本大震災以降、地域でも「減災」や「地域のつながり」が叫ばれる中、馬場町自治会では「このミュージックフェスティバルが一役買っている」と友野会長は言う。
実際、昨年9月には、地域の防災訓練に東高の生徒約20人がボランティアで参加。今後は中学校にも訓練への参加などを打診していく考えだ。友野会長は「音楽を通し交流があるからこそ、連携できたと思う。地域での絆づくりという意味でも、続けていきたい」と話していた。
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