区内の少年野球チーム、元宮ファイターズが高円宮賜杯第33回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント神奈川予選大会を制し、全国へと駒を進めた。同大会では2度目の優勝。8月6日から日本一をかけ、神宮球場で熱戦を繰り広げる。
6月1日から9日にかけて行われた同大会は、予選を含め約900チームが参加する全国でも屈指の大規模な大会だ。元宮ファイターズはバッテリーを中心とした守りの野球で、並み居る強豪との戦いを制した。
決勝はサヨナラ
決勝は4回表に2点を先制され苦しい展開に。「こちらはなかなか点を取れず、終盤までもつれてしまった」と片桐一真主将(末吉小6年)は激戦を振り返る。それでも6回裏に相手のミスに付け込み同点に追いつくと、最終回に押し出し四球。サヨナラ勝ちで優勝を飾った。「審判の集合の掛け声ではじめて優勝を実感した」と片桐主将。試合後の整列ではチームメイトらと涙を流して喜んだ。
浅井保彦監督は「リードされた場面から追いつき、逆転したことに成長を感じた」と評価。全国へ向けて片桐主将は「予選で戦ってきた敗者の想いを背負って、優勝目指し最後まであきらめず頑張ります」と決意を新たにした。
亡き前監督へ誓った優勝
ベンチには昨年7月に亡くなった木下薫前監督の写真が置かれている。「前監督のためにもまずは1回優勝を」とチームは団結した。「木下さんの笑ってる写真の存在が大きかった」と浅井監督。「天国の木下さんとは一心同体」と仲井幸治コーチも絆を忘れることはない。
片桐主将は「ジュニア時代に見てもらった事があった。その時に教えてもらったことを1軍になった時にプレーで表したかった」と想いを語る。たくましく育った教え子たちの活躍を、木下さんもきっと見守っている。
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