生麦魚河岸通りの魚介商などが加入する生麦魚介商組合(昼間和久理事長)による魚貝類供養放生会が、7月20日に行われる。
魚介類を売り生計を立てている同組合員らが魚たちへの感謝をこめて実施しているもの。例年生麦地区の寺で法要が行われ、その後生麦5丁目にある鶴見川河川干潟「貝殻浜」で、アサリやアナゴ、ウナギなどを放流している。
地元小学生も参加
放生会は、正確な記述などは残っていないが、戦後間もなくから毎年行われていると言われている。同組合の内海唯雄さんは、「何十年も途絶えずに続いてきたと思う」と話す。数年前までは、灯ろう流しをしたり、船で沖に出て放流していたこともあるという。
5、6年ほど前からは、地元の小学生も参加。「命の大切さを学んでほしい。生きた魚は珍しいようで、子どもたちは喜んで参加している」と内海さんは話す。
景気は関係なく
魚河岸通り周辺で魚介類を商う店舗は減りつつある。「供養は魚たちへの恩返し。商売の景気の良い悪いは関係なく、魚を殺生して生活している限りは続けていかなければ」と内海さんは話している。当日は、午後4時から正泉寺で=生麦4の31の4=法要後、放流が行われる。
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