「くまモン」や「ふなっしー」など、近年のゆるキャラブームには目を見張るものがある。しかし、ブームが起こるよりもはるか20年ほど前、尻手銀座商店街にもゆるキャラが誕生していた。
その名も「しってるちゃん」。同商店街の山梶眞右会長自らがデザインした、てるてる坊主のキャラクターだ。誕生のきっかけとなったのは、同商店街で毎月開催している売り出しサービスデー。「セール日に限って、雨の日が多く感じた。晴れを祈って、てるてる坊主をキャラクターにした」と、山梶会長は当時を振り返る。
そこで、住民らで名前を公募し、最も多く集まった名が「しってるちゃん」。セール時のチラシや、商品券、のぼりで露出するようになり、今や商店街の顔に。「みんな知ってるよ」と山梶会長は笑顔で話す。
雨の日も雪の日も、しってるちゃんは商店街を見守ってきた。「晴れますように」。商売繁盛を祈って、しってるちゃんはこれからも来客を温かく迎える。
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