投票率向上を目ざす「つるみせんきょフォーラム」が、このほど区内3中学校で開催され、3月5日には鶴見中学校で特別授業が開講された。
このフォーラムは、若年層の投票率改善を図ろうと、鶴見区明るい選挙推進協議会(新田弘子会長)と鶴見選挙管理委員会(牧嶋秀昭委員長)が共催で企画したもの。外部から講師を招いての講演や、実際の選挙で使われる投票箱や投票用紙を用いた投票体験も実施。はじめての選挙に、生徒らは楽しげに一票を投じていた。
今年は矢向中学校、市場中学校、鶴見中学校で開催された。鶴見中には日本テレビ「世界一受けたい授業」などにも出演している、坂本龍馬マニアで歴史作家の河合敦さんが登壇。日本最古の選挙が奈良時代に行われていたことや、龍馬の「船中八策」に議会政治が盛り込まれていたことなどを解説していた。
5年後に選挙権を得る山内優作君(鶴見中3年)は、「選挙がずっと昔からあったことに驚いた。投票がこんなに簡単だとは知らなかった」と貴重な体験に満足気だった。
新田会長は、「投票を棄権するのは危険なこと。今日の事を両親にも話して」と生徒に語りかけていた。
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