区民や区内団体の代表者などからなる鶴見駅中距離電車停車等推進期成会(小山和雄会長)が、3月24日、JR東日本(株)本社=東京都渋谷区=を訪れ、整備中の神奈川東部方面線「相鉄・JR直通線」の鶴見駅停車などを盛り込んだ要望書を提出。要望を受けた深澤祐二副社長は、直通線が乗り入れ予定のJR貨物と協議中とし、「これまでと局面が変わった」と前進している様子をうかがわせた。
要望書の提出は、毎年この時期に実施。当日は、鶴見区側から、区自治連合会会長でもある小山会長をはじめ、(公社)県宅建協会横浜鶴見支部支部長も務める横山智司監事や、征矢雅和区長らが出席。JR東日本側は、深澤副社長ら6人が対応した。
事業費等なおも課題
今回の要望書には、2018年度内に開業予定として整備が進む「相鉄・JR直通線」の鶴見駅停車を柱に、JRと京急鶴見駅とのアクセス向上や、鶴見線高架下への駐輪場整備といった駅施設の充実などを明記。また、末広地区が、国から京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区に指定されていることなどから、鶴見線の重要性を訴え、通勤時の混雑緩和といった利便性向上を求めた。
中電停車について深澤副社長は、前進している様子を見せた一方、事業費や車線の本数を変えずに行う手法などの課題があるとした。
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