大本山總持寺を会場に8月2日、地元企業連携の小学生向け体験イベントが行われ、区内学童クラブの児童ら約600人が、座禅や健康教室などを楽しんだ。
イベントは、昨年、鶴見郵便局と同寺、障害者の就労を支援する就労移行支援事業所・さら就労塾@ぽれぽれ=神奈川区=が企画した、ハガキに一文字を記す書道教室の第2弾。今年は鶴見消防団と神奈川東部ヤクルト販売(株)を加え、5者による共同企画となった。
協賛ハガキに「書」も
当日は、区内学童クラブやサッカークラブなどから約600人の児童が参加。午前と午後の2回にわかれ、總持寺僧侶による座禅、ヤクルトの腸内細菌の仕組みなどを学ぶ健康教室、消防団のAED(自動体外式除細動器)体験といった様々な企画を体験した。
また、ヤクルトのほか、Dr関塾鶴見諏訪坂校と尻手駅前校、au鶴見西口駅前店、山田かきかた教室が協賛し、1人2〜3枚のハガキを用意。体験した内容の感想や消防団募集ポスターの標語をハガキに書く、筆文字体験もあった。
鶴見郵便局によると、ハガキは後日、児童の自宅へ届けられ、標語などに賞も授与する予定という。
参加した子どもたちは「たくさんあってどれも面白かった」と話し、貴重な体験を喜んでいた。
就労訓練、実践の場に
同イベントには、ぽれぽれ訓練生の社会体験という側面もあり、今回は利用者7人がWEBサイトでの広報から協賛金集めのための営業までを経験。提案書を作成した上、営業に回り、筆ペンの提供を受けるなど成果を見せた。内田恵施設長は「スタッフも驚くほどの成長ぶりだった。自信につながったはず」と話した。
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