入船公園=弁天町=にこのほど、新入社員のヤギ2匹が訪れ、9日、初開催となるサンパチェンス祭りの中でお披露目された。ヤギたちは試験期間として10月上旬までおり、餌のない冬の期間は故郷に戻り、来年3月頃に正式入社予定。
主な仕事は公園内の除草や来場者を癒すこと。会ではヤギにマイクが向けられ、自己紹介。職員が「園内の草は全て食べるので、草刈しなくて大丈夫です」と通訳した。
テニスコートの横に寮(小屋)も用意。今後は散歩など来場者とヤギが触れ合う時間も作るという。名前は決まっておらず、募集する予定だ。同公園の桐山義志雄所長は「年配の人は農家などヤギのいる環境で育った人も多い。来場者に懐かしさや癒しも与えてくれるだろう」と期待を込めた。
夏の間も花を
同公園は春のチューリップから始まり、初夏までは花が咲いているが、夏の間は咲くものがなかった。そこで、(株)サカタのタネが400本のサンパチェンスの苗を提供。今年5月から職員や公園サポーターが丁寧に育て、美しく開花。この祭りは同公園が感謝を伝えたいと企画した。
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|