寿徳寺=江ヶ崎町=で11月19日、檀家や地域住民が参加した動物供養法要が初めて行われた。
近隣から動物の遺骨を自宅に置いている、隣の区や他県に供養に行っているとの声があったことから、周辺地域のニーズに合わせて開催。
当日は同寺の檀家や地域住民約20人が訪れ、大学で仏教史などを講義する廣瀬良弘住職による法話や、参列者が互いに自分の飼っていたペットとの思い出を語り合う場も設けられた。
法話では、昔は猫に首輪、犬が放し飼いにされることが多かったが、今は逆といった動物に対する価値観の変遷や、全ての生き物には仏様になれる「悉有仏性(しつうぶっしょう)」という教えについての解説があった。
廣瀬良文副住職は「昔は川の土手や庭に動物の遺体を埋めている人もいたが、今はそういった時代ではない。法要を機に動物たちの命の大切さを見つめ直してもらえたら」と話していた。
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