神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2013年11月7日 エリアトップへ

「ガチ丼!」で金賞を受賞した重寿司の2代目として店を切り盛りする 相澤 亜香根さん 駒岡在住 34歳

公開:2013年11月7日

  • X
  • LINE
  • hatena
相澤 亜香根さん

笑顔届ける「看板娘」

 ○…自身が2代目を務める重寿司が先月、横浜市内の丼ぶりナンバーワンを決める「ガチ丼!」で金賞を獲得した。「まだ夢みたい。42年の積み重ねの集大成」と、笑顔で振り返る。「参加した76の丼ぶりを背負っている。金賞に恥じぬようおいしいものを提供し続けたい」。父とともに店を切り盛りする傍ら、鶴見まちづくり推進委員として住みよい街づくりに努めるなど、根っからの「つるみっ子」だ。

 ○…小学3年生の父の日に「しっかりと手伝いをしたい」と思い、店に立つようになった。「地域の人やお客さんに育てられた」と語るほど、生活の一部となっていた店が大好きだったという。料理専門学校を卒業後、病院勤務を経て、スローフードを学ぶために発祥の地イタリアへ留学。地産地消の背景にある地元愛に触れ、「鶴見もこうなればいいな」と感じるようになった。帰国後、父の跡を継ぐと決意するも、「女の幸せを考えろ」と強く断られたという。それでも「大好きな店を失いたくなかった」と腹をくくり2代目に。今や街中でも声をかけられる看板娘となった。

 ○…「夫と趣味を合わすため空手を始めた。まだ茶帯だけど」と顔をほころばす。家族との時間はかけがえのないひととき。「家族を大事にしてこそ仕事も大切にできる。クリーニング屋を営む主人と経営者同士、切磋琢磨し励ましあっている」とおしどり夫婦の幸せぶりを伺わせる。

 ○…「食を通して笑顔を広げていきたい」。毎年節分の日には子ども向けの恵方巻き教室を開催している。「食育を通して食べ物への感謝を学ぶ。ありがとうの言葉で両親が喜び、それを見た子どもも嬉しくなる。そうやって人を好きになってくれたら」。食を切り口に笑顔を伝染させ、誰もが誇れる鶴見を目ざす。「食べてくれる人の人生を少しでも明るくできたら」。笑顔をスパイスに、2代目兼看板娘はこれからも客の心を満たしていく。

鶴見区版の人物風土記最新6

小原 眞由美さん

子ども食堂「潮見橋みんなDEごはん」の発起人として開催に尽力する

小原 眞由美さん

下野谷町在住 63歳

12月19日

市原 淳さん

絵本作家で地区センターのプレイルームのリニューアルをプロデュースした

市原 淳さん

中区在住 54歳

12月12日

鵜飼 昭利さん

東台小学校の創立130周年記念実行委員長を務めた

鵜飼 昭利さん

岸谷在住 83歳

12月5日

堀江 良さん

鶴見図書館に防災図書を寄贈した鶴見火災予防協会で会長を務める

堀江 良さん

鶴見中央在勤 56歳

11月28日

山谷 尚平さん

今年度の横浜市優良工事表彰で現場責任者表彰(舗装部門)を受賞した

山谷 尚平さん

獅子ヶ谷在勤 36歳

11月21日

山田 佐代子さん

11月に港北区に移転オープンする(公財)神奈川県動物愛護協会の会長を務める

山田 佐代子さん

港北区在勤 65歳

11月14日

ランドマーク税理士法人

相続税申告9,000件超、相続対策、法人・個人の税務顧問で信頼の実績

https://www.landmark-tax.com/

令和6年甲辰(きのえたつ)年

初詣は、2024年に創建1300年を迎える師岡熊野神社へ

http://www.kumanojinja.or.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年12月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook