保育を希望する保護者の相談を受け、ニーズに合った提案をする専門相談員「保育コンシェルジュ」。横浜市が待機児童対策の一環として今年度から全区に配置しており、神奈川区では山本幸子さんが6月1日から勤務している。
神奈川区の待機児童数は前年比で3人減少し、82人。認可保育園を2ヵ所新設し、既存施設が受け入れ枠を拡大したことにより定員は150人分増加したが、解消には至っていない。既存施設の定員に対する入所率は、市内18区中で1位となっている。
これを受け、神奈川区は広報4月号などで保育相談員を募集した。資格を問わず、子育てへの関心や意欲の高さなどを応募要件としたところ、65人の応募があり、山本さんが選ばれた。
現在は、保育所や幼稚園、横浜保育室をはじめ、地域子育て支援拠点「かなーちえ」や「すくすく子がめ隊」など、区内特有の保育資源について勉強中。「私も3歳の娘を持つ親なので、相談者の気持ちはよく分かる。一人ひとりに即した対応をしていきたい」と抱負を語ってくれた。問合せは【電話】045・411・7113こども家庭支援課保育係。
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