衆議院が11月16日に解散され、12月4日公示、16日投開票の総選挙へ向けて、各党の動きが活発になっている。神奈川3区(神奈川区・鶴見区)では、11月19日現在で前職2人と元職1人、新人2人が出馬に向けた準備を進めている。
2期目を目指す「国民の生活が第一」の前職・岡本英子氏(48)は、民主党から生活に移り、新党の県連代表に就任した。緊急課題として「いのちを守る原発ゼロ」「生活を直撃する消費税増税は廃止」「地域のことは地域が決める地域が主役の社会」を訴え選挙戦に臨む。
6期目の国政復帰を目指す自民党の元職・小此木八郎氏(47)氏。元経済産業副大臣の経験を生かし、「中小企業向け経済対策」「少子高齢化対策」「人間力の育成」「拉致問題の早期解決・集団的自衛権の行使容認」「自主憲法の制定」「災害に強い港作り」を訴え、保守層の支持拡大を図る。
みんなの党の新人・毛呂武史氏(44)は、「しがらみのない立場での国民本位の政治」を掲げ逗子市議から国政に転身した。「みんなの党だからこそできる行財政改革を徹底的に行い、将来の社会保障負担に対して財政基盤を整えたい」と話し、第三極としての立場をアピールする。
日本共産党は、新人の本橋佳世氏(39)を擁立。「消費税大増税、原発再稼働を許す今の政治を改め、消費税大増税中止と、即時原発ゼロの日本を目指す」と話し、派遣社員として働いた経験を踏まえ「若者の不安定雇用と労働条件の改善」など、女性視点での改革にも意欲を見せる。
岡本氏の離党で新たな候補者の選定を進めていた民主党は、前回選挙で15区から出馬し、比例で当選した前職・勝又恒一郎氏(49)の擁立を決めた。「国替え」となるが、「苦しくなると党を逃げ出す人は信念がない」と野田総理支持を公言し、「厳しい現実を踏まえ、政治を前に進めたい」と訴える。
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