東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の出場を決めている「神奈川大学陸上競技部駅伝チーム」のエントリーメンバーなどが12月15日、神奈川大健康科学スポーツセンターで共同会見を行った=写真。
10日に発表された各大学の箱根駅伝のエントリーメンバーは16人。神奈川大だけが14人のエントリーに終わった。枠を使い切らなかったのは異例。この「少数精鋭作戦」について質問された大後栄治陸上競技部監督は、「反響に驚いている。全ては私のマネージメント不足。メンバーに入れたいのはやまやまだが、チーム内の基準を優先させた」と厳しい表情で答えた。伸び悩む3年生不在のチーム編成だが、「シード権を狙いつつ、往路に1・2年生を起用し経験を積ませたい」と前向きにとらえている。
福田健太主将は「ここまでの調整は順調にきている。怪我なくスタートラインに立ち、最高の走りで感謝と感動を与えたい」と抱負を話した。
神奈川大は、過去2回(第73・74大会)の優勝経験があるが、第86回大会で本選出場を逃した。そこから「復活5か年計画」を掲げチームを強化してきた。今年は3年目。2年後の優勝争いを目標に、まずは8年ぶりのシード権奪還を狙う。
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