神大野球部 全日本選手権で準優勝 神奈川リーグ初の快挙
6月10日から15日まで明治神宮野球場で行われた「第63回全日本大学野球選手権大会」で、神奈川大硬式野球部(古川祐一監督)が24度目の出場で初の決勝進出を果たした。決勝戦では敗れたものの、神奈川リーグ加盟校が同大会で準優勝したのは今回が初めて。
メンバー全員初出場で準優勝。キャプテンの胡麻裕宣選手(経営学部3年)は「悔しい思いはあるが、秋季リーグに向けていい財産になった」と笑顔を見せた。
初戦コールド勝ちから準決勝まで順当に勝ち進んだ神大ナイン。古川監督は「結果は後でついてくる。とにかく一戦一戦を100%の力で戦え」と鼓舞し、迎えた決勝では東海大に封じ込まれチャンスをものにできなかったが、「素晴らしい成績を残し、たいしたものだと感じている」と労った。
これまで六大学をはじめとする主要リーグが上位を占め、神奈川リーグは遠く及ばなかった同大会。今回の快挙を演出したのが、エースとして同大会3勝を上げ2試合で完投した濱口遥大投手(人間科学部2年)。同大会で敢闘賞を受賞し、先週末には大学日本代表選手に選出された。
「欲」テーマでチーム一丸に
「最初は勝ちたい気持ちがみんなバラバラだったので、『欲』を共通のテーマに掲げ、春季リーグ50回目の優勝を目指した」と胡麻選手。結果として春季リーグ優勝のみならず全日本準優勝をつかんだ。「全員が一つとなって戦うことができ、自分たちの勝ち方を知ることができた」と成果を実感。日本一を逃した悔しさがある一方、テーマである「欲」を神大ナインの力にできた大会となった。
目指すは日本一
練習拠点は中山グラウンド=緑区=のため、部員は六角橋と平塚にあるキャンパスでの授業の合間に各自練習し、全体練習は土日のみと限られている。しかしこれが少人数での練習で互いの意思疎通を図り、貴重な全体練習では質の高い練習を実現している。
9月に控える秋季リーグに向け、練習を再開した同部。古川監督は「勢いだけでなく、一皮二皮むけたチーム力を発揮したい」と、更なる攻撃力の強化を掲げている。目指すは日本一だ。
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