白楽在住飯島さん 弁護士とバスケを両立 プロリーグに参戦中
白楽在住で「横浜西口法律事務所」所長の飯島俊(たかし)さん(35)が、7月12日に開幕した3人制バスケットボールリーグ「3×3(スリーバイスリー)PREMIER.EXE」でプロ選手として参戦。「日本一背の高い弁護士」と言われる197cmの長身を武器に、六法全書をボールに持ち替え日本一を目指している。
飯島さんは青山学院大学法科大学院卒業。川崎総合法律事務所を経て、2009年から鶴屋町に自身の事務所を構え、弁護士として活躍している。その一方で、プロバスケ選手としての顔も持つ。
197cmの長身が武器
藤沢市に本拠地を置く「SUNS.EXE」に所属。5人制プロバスケ選手や、飯島さん同様に本職のある選手5人とともに活動している。197cmの長身を生かしたゴール下での勝負や、遠いポジションからのシュート力が強みだ。
出身は磯子区杉田。幼稚園時代から背が高く、少年野球をやっていたものの「この体はバスケで生かすべき」と、中・高でバスケ部に所属。神奈川大学を卒業後、法科大学院を経て28歳で弁護士デビューし、現在は大学時代の仲間らとクラブチーム「HARBOR」でプレーしている。そこでの活躍が評価され、晴れてプロ選手の仲間入りを果たしたが、「ちゃんと弁護士の仕事をやっているのかと疑われそう」と苦笑い。普段は「法廷」が戦いの場で、遺言・相続などが得意分野。2児のパパでもあり、毎朝長女を区内の学校へ送ってから、事務所までフラワー緑道を通って出勤するのが日課だという。
12日の初戦は6位に終わった。「全く点をとることができず、チームに貢献できなかった。2戦目からは点をとって、優勝したい」と闘志を燃やす。
3×3は、10分一本で争われる。コートの大きさが5人制バスケの半分で、スピード感あふれる試合が展開されるため、近年世界中で人気を博している。
初の公式リーグとして今月開幕したPREMIER.EXEは、9月までの3カ月間、国内主要都市で6大会を開催。各大会でリーグ所属7チームと開催地元枠1チームによるトーナメント戦を行い、総合優勝を決める。8月31日には、横浜赤レンガ倉庫で第4戦となる横浜大会が行われる。
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