4月3日に告示、12日に投開票される横浜市会議員選挙へ向けて、神奈川区から立候補を予定する顔ぶれが出そろってきた。本紙の調べでは定数5に対し、現職5人全員と新人3人の合計8人が名乗りを上げている。(3月9日起稿)
5議席を争う市議選。現職では前回の得票順に、無所属の平野和之氏(39歳・1期)、公明党の竹内康洋氏(54歳・1期)、自民党の藤代哲夫氏(35歳・1期)、民主党の中山大輔氏(39歳・3期)と、補欠選挙で当選した自民党の小松範昭氏(58歳・1期)の5人全員が立候補を表明。新人では、共産党の宇佐美清香氏(37歳)、神奈川ネットワークの中尾延子氏(42歳)、維新の党の田村雅俊氏(48歳)が出馬の準備を進めている。
平野氏は4年間の活動実績を強調し、「実感を伴う経済対策の提言をしていきたい」と訴える。
竹内氏は防災士として命を守る災害対策と、雇用促進など生活者目線の取り組みの重要性を主張する。
藤代氏は、公共建築物など社会資本のメンテナンスについて、税収に頼らない老朽化対策を訴える。
中山氏は水道・交通委員会副委員長として公共交通の充実に注力。医療福祉の充実などを主張する。
小松氏は、経営者としての経験を活かし「地元が潤い、地域が発展する市政を目指す」としている。
宇佐美氏は、市が検討しているカジノ誘致に反対の姿勢を示すほか、中学校給食の実施を訴える。
中尾氏は、働きながらでも子育てができるまちづくりと、障害者・高齢者支援を主張する。
田村氏は、消防団員として活動してきた経験を活かし、防災対策の重要性を前面に打ち出す。
前回選挙の神奈川区の投票率は45・38%だった。
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