3月5・6日、横浜公園などを会場にイベント「かながわ・横浜から2万人に黙祷 3・11を忘れない」が行われ、東北名産品やご当地グルメの販売などが行われた。両日とも地震が発生した午後2時46分に、亡くなった被災者に対し県庁本庁舎前の象の鼻パークで黙祷がささげられた。5日は、岩手県釜石市出身の三味線ミュージシャン・駒幸夫さんも駆けつけた。
黙祷した会社員の慶田城綾香さん(23)=川崎市=は、今回のイベントをフェイスブックで知り参加。大学生の4年間、岩手県の陸前高田、大槌、釜石、大船渡でボランティア活動に参加したという慶田城さんは「5年たったけれど、思っている以上に復興は進んでいない。まだこれからなんです」と話していた。夫の政太郎さん(26)は「被災地支援として、できることを考えていかなければ」と意識をあらたにしていた。
横浜公園に設置されたステージでは、被災地仮設住宅の支援歌手・奥野ひかるさんによる歌や、岩手県の民俗芸能「金津流獅子踊」などが披露された。
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