子安小学校(宮生和郎校長)は5月17日〜30日、「プログラミング教育」の必修化に先駆け、企業などを招いてプログラミング授業を行った。児童らはグループに分かれてロボット作りに挑戦し、作り上げた作品を発表した。
プログラミング教育は小学校で2020年に必修化となる。文部科学省によると、同教育は「激変する社会のなかで、子どもたちが自信を持って人生を切り拓いていくために、必要な資質・能力を養うこと」を目的とし、「主体的・対話的で深い学び」を提供することが大切だとしている。
授業はアクセンチュア株式会社やNPO法人CANVASが取り組んでいる「ロボットプログラミング講座」のノウハウを使用。一般社団法人横浜すぱいすや情報科学専門学校の学生らが指導役となり6年生の5コマ分の授業を担当した。
福井洋志さん(アクセンチュア株式会社)によると、ロボットのプログラミング授業には「パソコンを使いこなせる力」「コミュニケーションをする力」「課題を解決する力」を身に着けさせる狙いがあるほか、地元に根付く指導者を育成する目的もあるという。
自らのアイデアをロボットで表現
児童は日常生活で不便に思う事などをロボットに解決させようと、グループでパソコンを使用して、プログラミングを行った。最終日には、「消しゴムのカスを取るロボット」「野菜を切るロボット」など様々なロボットを発表。指示通りに動くと会場から歓声が上がった。発表後の質問で更なる課題が提示されると、発表グループは機材を用いながら解決する手立てを発表し、課題解決に結びつけるやりとりもみられた。9月には、5年生が挑戦する。
授業を終えた神田陸翔くんは「ロボットが実際に動いたときは嬉しかった」と目を輝かせていた。担任の下村彩菜先生は「子どもたちが主体的に授業に取り組んでいた。こうした授業は地域の協力がないと難しい。20年に向けてしっかりと準備していきたい」と述べた。
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