鷺沼小前市道 再び路上駐車禁止に 地域の要望実る 来年1月４日から
規制再開を周知する立て看板
現在終日路上駐車可能となっている鷺沼小前交差点から鷺沼３丁目交差点までの市道沿いが、来年１月４日から再び駐車禁止区域となることが分かった。「子どもの安全を最優先」に、地元町内会らが今年初めから宮前署に要望していた。
要望書は今年２月、地元鷺沼町会（持田和夫会長）を中心に鷺沼小ＰＴＡ、商店会、有馬子ども文化センターほかが賛同して、宮前警察署に出されていた。
鷺沼小交差点から鷺沼３丁目までの同市道は、２００６年の民間駐車違反監視員の導入にあわせた規制緩和によって交差点と歩道付近を除く両側約４００メートルと鷺沼小と鷺沼公園との間の片側約１００メートルの駐車禁止が解除され、現在は終日駐車可能となっている。しかし、町会によると「駐車する車の多くが昼間はほとんど動きがなく、車庫代わりの青空駐車のケースも多い」という。また、近隣には鷺沼小学校や隣接するわくわくプラザ、地域子育て支援センターなど子どもが利用する施設が多く、駐車車両が原因の事故が懸念されている。宮前警察署では、こうした地域の要望を受けて、２０１２年１月４日からの規制再開を決定。今月16日から歩道沿いに立て看板を設置して周知に努めている。
鷺沼町会の持田和夫会長は「規制再開を不便と感じる人もいると思うが、子どもの安全を最優先にぜひ協力をお願いしたい」と話している。
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