鷺沼駅前 歩行者信号を設置へ 渋滞緩和に期待
鷺沼駅バスロータリー前の横断歩道に、渋滞緩和と歩行者の乱横断防止を目的に信号機と横断防止柵が設置されることがこのほど決まった。設置にむけては宮前警察署や行政、町会、商店会らが約1年前から協議を重ねていた。
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鷺沼駅前の渋滞要因の1つがロータリーへのバスの右折待ち。特に朝夕の時間帯で慢性的に渋滞が発生し、事故に対する懸念とあわせて区民から改善を望む声が増えていた。
そこで、宮前警察署と地元鷺沼町会(持田和夫会長)、鷺沼商店会(築野千明会長)、東急電鉄、行政関係者などが約1年前から改善策を協議してきた。
宮前署の改善計画によると、市道鷺沼線からロータリーへのスムーズなバスの進入にむけて、駅側にある路上パーキングメーター3台分を廃止し、右折レーンを新設。あわせて、歩行者の安全と一般車の円滑な通行のために歩行者信号を設置する。さらに、歩行者の乱横断防止として駅側とフレルさぎ沼側歩道には川崎市がガードレールを設置する。宮前署では「車線の規制変更については今後、県警本部と公安委員会によって引き続き検討される」として具体的な設置時期は検討後となる見込みだ。
鷺沼町会の持田会長は「駅利用者や買い物客、歩行者の安全確保が最優先。渋滞解消とあわせて駅前の快適性が高まることで鷺沼がさらに住みやすい街になってくれれば」と期待を寄せる。さぎ沼商店会の築野会長は「地域が一体となって課題に取り組むことが大切。これを契機に駅前再整備の機運が上がっていけば」と話していた。
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12月13日
12月6日