高津消防署・消防団 出初式で放水のアーチ 中学生たちの分列行進も
地域住民の防火意識の向上を願う毎年恒例の高津区消防出初式が今月9日、かながわサイエンスパーク(KSP)敷地内広場で行われた。
高津消防署、高津消防団の職員・団員をはじめ、高津地区婦人消防隊委員会、少年消防クラブの子どもたちなど計583人が参加。同消防団の消防車6台やはしご車、ポンプ車などの展示もあり、来場した多くの親子連れの注目を集めた。
一斉放水演技で同消防団が快晴の青空に高々と放水のアーチを掛けると、来場者たちから「わー、きれい」と歓声が上がった。地域の中学生からなる「ジュニア・ハイスクール消防隊」は分列行進のほか、練習を重ねてきた放水演技を披露。未来の消防隊員たちの勇姿に、来場者らは大きな拍手を送った。
同消防団の河原金藏団長は「心の中で半鐘を鳴らし、地域の安全を目指して頑張ろう」と消防団員らを激励。同消防署の鈴木富夫署長は「地域が一体となり防災のための行動力を向上させることが最も重要」と、安全なまちづくりへの協力を呼び掛けた。
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3月28日