海底資源の可能性語る KASTで講演
海底に眠る資源の可能性と、その周辺環境に関する講演「海底探査最前線」が10月10日、かながわサイエンスパークで行われた。主催は、財団法人神奈川科学技術アカデミー(KAST/馬来義弘理事長)。
「(今日の講演は)夢のある楽しい話になる」との馬来理事長の挨拶に続いて講師の三輪哲也氏(独立行政法人海洋研究開発機構・海洋工学センター・海洋技術開発部・先進計測技術グループリーダー)が登場。水産や運輸、レジャーといった海の表面利用だけでなく、海底資源を利用する経済性等について講演した。広がる海の可能性の話に、専門家や海底ファンなど約40人が真剣に耳を傾けていた。三輪氏は「これまで海の資源開発は冒険のイメージだったが、探査技術等の発達によって商業ベースになってきたことを(参加者に)感じてもらえれば」と話していた。
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